【2026年 新型エルグランド アルファード 比較】サイズ、燃費、パワートレイン、価格、どっちを選ぶべきか

長らく「キング・オブ・ミニバン」として君臨してきたトヨタ・アルファード。

その牙城を崩すべく、日産から16年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型エルグランドがついに発売されます。

「新型エルグランドを待つべきか、それともアルファードを買うべきか」

高級ミニバンを検討する人に選択肢が増えました。

 

今回は、2026年夏に発売予定の新型エルグランドと、現行型(40系)アルファードを、サイズ、パワートレイン、価格、リセールなどの面から比較・検証します。

どっちを選ぶべきなのか、その答えを探っていきましょう。

 サイズ比較:Lクラスミニバンとしての堂々たるサイズ感

現行エルグランドは、全高が下がったことで迫力がなくなった。とよく言われましたが、新型エルグランドは、思い切って全高も全幅も拡大してきました。

日産 新型エルグランド(2026年モデル 予想値含む)
全長:4,995mm
全幅:1,895mm
全高:1,975mm

トヨタ アルファード(40系)
全長:4,995mm
全幅:1,850mm
全高:1,935mm

Lクラスミニバンは、「存在感」「迫力」も選択の基準となってきます。

新型エルグランドは先代の弱点を克服し存在感抜群のサイズになったといえるでしょう。

 

一方のアルファードの強みは、日本の駐車場事情を徹底的に考慮した「全幅1,850mm」というサイズ設定にあります。

ハイルーフ対応の機械式駐車場や狭い路地でもギリギリ入っていけるこのサイズ感は、日常の使い勝手を考えると絶妙なラインです。

機械式駐車場の利用や、平面であってもマンション等利用規約にサイズの制限がある人は、確認が必要です。

 

パワートレイン比較:ついにハイブリッド採用

エルグランドには長らくハイブリッドの設定がなく、ハイブリッドが人気の日本市場では、大きな弱点となっていました。

新型エルグランド:第3世代に進化した「e-POWER」採用

新型エルグランドには、発電専用に新開発されたZR15DDTe型1.5Lターボエンジンが搭載されます。

エルグランドに1.5Lエンジン?と思う方もいるかもしれませんが、すでに採用されているキャシュカイでは、200馬力を発揮するモーターと組み合わされており、パワーも十分に確保されています。また、自動車税も1.5L区分となるため、維持費の面でもメリットがあります。

 

日産e-POWERは、タイヤを駆動するのは100%モーターで、EVのような滑らかな走りを実現しています。

さらに、e-4ORCEやインテリジェントダイナミックサスペンションを搭載し、車体の揺れを抑え、快適な乗り心地をさらに高める。と発表されています。

e-POWERやe-4ORCEは、新型セレナでも「酔わない」ということで好評です。新型エルグランドでは、その技術がさらに高いレベルで採用されることになるでしょう。

 

 アルファード:熟成のハイブリッド

アルファードは、信頼と実績の2.5Lハイブリッドシステム(THS II)と、2.5Lガソリンエンジンをラインナップしています。

トヨタのハイブリッドは、エンジンとモーターを効率よく使い分けることで、高速道路での巡航燃費などで強みを発揮します。

乗り心地に関しても、TNGAプラットフォームによる高剛性ボディと、周波数感応型ショックアブソーバーにより、路面からの入力をうまく「いなす」しっとりとした乗り味が特徴です。

 

「新感覚の電動ドライブとハンドリング」ならエルグランド、「長距離移動での安心感と燃費効率」ならアルファードと言えるでしょう。

 

燃費比較:アルファードに肩を並べるか

新型エルグランド(e-POWER)の燃費は、アルファード(2.5Lハイブリッド)の燃費に肩を並べると期待されています。

システムの特性から、高速燃費は、アルファードの方に軍配が上がると予想されます。

 

WLTCモード燃費では、市街地モード、郊外モード、高速道路モードがそれぞれ公開されますから、

ロングドライブにも使われることの多いLサイズミニバンでは、それぞれのモード別の燃費にも注目です。

 

デザイン、質感の比較:先進的なコンセプト

デザインでは、方向性が全く異なります。

新型エルグランドは、「The Private MAGLEV」として、リニアモーターカーがデザインコンセプトとなっています。

「リニアモーターカーのような先進的なデザイン」をベースにしつつ、日本の伝統工芸である「組子」のモチーフも採用するなど、先進×伝統という方向性です。

 

アルファードは、トヨタのお家芸とも言える、伝統的な「おもてなし」の空間です。

革張り、メッキの使い方、木目の使い方など、トヨタの得意分野が大いに発揮されています。

左右独立したムーンルーフや、下降式のサイドサンシェードなど、後席VIPへの配慮は細部まで行き届いています。

 

価格予想:真っ向勝負か

購入時の迷いを断ち切る最後の要素、それが「お金」の話です。

価格は、どちらも500万円台スタートか

新型エルグランド:500万円台~

アルファード:510万円~

新型エルグランドは、e-POWERのみになるとみられているため、500万円台~のスタートになると予想されています。

一方のアルファードも、エントリーグレードであるXグレードにはハイブリッド車しか設定されていないため、510万円~です。

価格帯としてはアルファードと真っ向勝負になるでしょう。

リセールバリュー(再販価値)

ここに関しては、新型エルグランドは未知数ではあるものの、実績から考えると現時点ではアルファードの圧勝と言わざるを得ません。

アルファードは国内だけでなく、海外での需要が異常なほど高く、一時は「3年乗っても新車価格に近い(あるいは超える)価格で売れる」という現象が起きていました。

40系になり相場は以前より落ち着きましたが、それでも「トップレベルにリセールの良いクルマ」であることに変わりはありません。

 

少なくともこれまで、アルファードとエルグランドの間には圧倒的なりセールの差が存在しました。

新型エルグランドが発売され世界中で大人気となればアルファード並のリセールになる事も考えられますが、現時点ではリセールを考えると、実績のあるアルファードを選択するのが無難といえます。

 

新型エルグランドか、アルファードか。おすすめなのはどっち?

アルファードを選ぶべき人

駐車場に制約がある人:全幅1850mmの恩恵は、日常使いでじわじわ効いてきます。

高速道路での長距離移動が多い人:THS IIの燃費性能とクルージングの快適さは魅力的です。

短期間での乗り換えを考えている人:アルファードのリセールは抜群です。

新型エルグランドを選ぶべき人

先進的な運転感覚を楽しみたい人:e-POWER走行感覚は、まるで電気自動車に乗っているかのようなフィーリングです。

他人と被りたくない人:街中に溢れるアルファードとは違う個性を主張できます。特に発売当初は、「お、新型エルグランドだ」と注目を集めるでしょう。

 

これまで、アルファード(ヴェルファイア)一択であったLサイズミニバン市場ですが、久しぶりにアルファードとエルグランドの二つ巴になりそうです。

何事もライバルが居る方が、両者が切磋琢磨し、商品力の面でも、価格の面でも消費者にとっては良いことですから、新型エルグランドには大いに期待しています。

私自身も、発売がとても楽しみです。

-NISSAN

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